古民家と近代家

1.古民家の間取り

近年、古民家のリノベーションをする人が増えています。古民家は柱一本一本が強く全体的に作りが強いです。そして何と言っても畳の香りがたまらない和室が最大の魅力。和室が二間続いている間取りが多く、広々としています。しかしこういった物件は住む人がおらず老朽化していく一方なのです。家は人が住まないと朽ちるのが早いので住みやすいように、あるいは働きやすいようにリノベーションは大賛成です。

2.ワクワクする間取り

宇都宮で間取りを考えるのはとても楽しいです。私なら古民家の土間にソファとミニテーブルを置いていつ来客が来ても靴のままお茶ができるようにしたり、ここで仕事ができるようにします。寝室には敢えてローベッドを置き、床はもちろん畳。キッチンは大き目なものを設置し、家族や友人と一緒に調理できるように。リビングダイニングは庭に面して吹き抜け。ソファは置かず掘りごたつスタイルが希望です。こんな風に想像してみるとワクワクが止まりません。

3.現代と昔の良いトコどり

”先人の知恵”と言うだけあり間取りにも昔ならではの事情や知恵、技術があります。現代の考え抜かれた便利な家も好きですがそれぞれの良いところを足していけばもっと素敵な間取りができそうです。仕事でリモートが当たり前になった今では家の中にワークスペースがある家が増えています。こういった部分は土間が丁度いいなと思います。こういった夢がどんどん膨らむのが間取りづくりなのです。