夢の国

こんな世界があった

初めて彦根市のモデルハウスに足を踏み入れた瞬間を、私は今も鮮明に覚えています。広々とした空間、一目でわかる格式高い家具、適度な生活感の無さ。こんな家、人生で訪れたことは皆無。友人や親戚の家など、どこも似たり寄ったりな上に庶民臭くて私には落ち着かないと思っていました。このモデルハウスこそ私の居場所!

現実

居場所をみつけてしまったからには、もう実現に向けて進むのみです。やけに爽やかな営業マンの営業トークも高らかに受け流し、聞きたいことはただ一つだけ。おいくら万円ですの?それは、ですね。土地をお持ちかどうかや、お客様の年収などにもよりローンの金額など代わってきますので、、、はいはい!ですからこのモデルハウスはおいくら万円ですの?xxx円位です、、。え?聞き間違いではありません。一瞬クラっと目眩がしたのを悟られないように、一旦退散です。

妥協

熟考の上、夢のモデルハウスもどき、を建てることに決めました。現実と擦り合せ、完璧ではないにしろ、妥協点をみつけ且つ譲れない点は残しつつ、少し夢に近づけました。